Hinekure diary

ゆっきーの日記。香港もうすぐ2年

自分の国について

こんにちは

 

一月の終わりからコロナウイルスの影響で大学の授業がオンラインになり、実験など実技の授業は延期になりました。前学期に続き今学期も大学に行かなくなり(今学期は2週間しか行っていない)、香港の家はWi-Fiがないのでマレーシアに帰ってきました。

マレーシアの空港に着いてから気がづきましたがHKID(香港のアイデンティティカード)を空港で落としてしまったみたいす。香港の入国管理局にメールしたところ返信が来ました。香港に戻るときに事前に香港空港にフライト情報をメールで知らせておけばイミグレーションに知らせてくれるみたいです。

 

 

本題です。

大学が休校になる前にインド人とヨルダン人のクラスメイトと晩御飯に行ったときに政治の話になりました。そこでインド人の子がインドの難民に対する新しい法案について話してくれました。それはインドにいるパキスタン、バングラデシュとアフガニスタンからの違法難民に市民権を与えるというものでした。しかしイスラム教徒に限っては身分を証明できるものがなければ市民権は与えないというものでした。

ですが多くの難民が身分証明できるものを所持しているわけではないので、その法案は実質イスラム教徒の難民を排除するような内容になっており、それに対してインド市民から「それは差別だ」と声が上がっていて、デモも起きているようです。

それに対して友人の視点はイスラム教徒を排除するのは国の政策として理解できるが、バングラデシュとパキスタンはインドから独立した国家であるのに対してアフガニスタンは歴史上インドと関係がないのになぜ受け入れるのか、ということでこの法案に納得していないとのことでした。

ヨルダン人の友人はイスラム教徒ですが、国家としてイスラム教徒を受け入れないのは納得がいくといって言っていました。(トランプ大統領も過激派ではないイスラム教に対しても差別的な発言をしているように、イスラム教徒の活動を脅威に思っている国は多いのではないか。)

 

この法案が問題になっていることはそのヨルダン人は知っていたようでしたが、私は全く知りませんでした。

このように大学の友人らとの会話では自国で起こっていることや世界情勢の話題が上がることが度々あります。それに対して自分の意見を持っている人が多く、「私はこの政策に関してはこう思う」「私はこう思う」「私の国ではこうだ」という話し合いになることがあります。

そこで私は自分が自分の国や世界で起こっていることに関して無知すぎると痛感しました。実際、大学ので政治や情勢についてフェイスブックやインスタグラムで意見を言っているひとは少なくありません。それに対し、日本の友人と政治ついて話したり、日本の友人らが政治について話しているのを聞くことがすごく少ないのではないかと気が付きました。

 

今はコロナウイルスが日本国内でも流行っていて、政府のコロナウイルスの対応について声が上がるようになりました。これを機に特に若者の皆さんが政治や世界で起きていることについて関心を向けるようになればいいと思います。

 

批判するときはなぜだめなのか、過去ではどうだったか、または現在の責任者の対応の遅さ故辞任した時に、次の責任者が本当に正しい対応をできる人なのか、などの意見が増えればより良い民主主義をつくることができるのではないかと思います。そして世界中の人と自分の国について話せる機会が増えたらいいと思います。

 

 

それでは、手洗いうがいなど衛星に気を付けましょう!