Hinekure diary

ゆっきーの日記。香港もうすぐ2年

香港入国とコロナ対策

こんにちは。

昨日の夜にマレーシアから香港に戻ってきました。

香港ではマカオや台湾も含めたすべての国からの入国者が14日間の強制隔離を義務図けられています。香港に帰ってくる前に着陸から自宅隔離までの手順を事前調べしておこうと思い、インターネットで調べましたが検索では十分な情報が得られませんでした。

facebookで情報を探してみたところ、隔離者のグループがあったので入ってみたら強制隔離の経験者が詳しく体験を書いているのを見つけて読んでみたらとても安心しました。こういう情報を入手してから入国することができれば安心できると思うので私が通ったプロセスを書いてみたいと思います。

 

初めに現在香港では香港住居者の入国だけを認めています。なのでHKIDを持っている人なば入国できますが、持っていない人は家族が香港に住んでいても入れません。

まず出国するときに飛行機のチェックインをするときにカウンターでHKIDの提示を求められます。私は2月にHKIDをなくしたので、HKIDの写真はあるか、またはIDナンバーを覚えているかなど聞かれましたが残念ながら私はスマホにHKIDの写真が一枚もなかったうえにナンバーも覚えていませんでした。私は事前にイミグレと香港空港にHKIDをなくしたことを伝えていたのでその証拠のメールを見せて、チェックインカウンターの方が香港側に状況をメールして、香港のイミグレから私を搭乗させてもいいという返信をもらいチェックインすることができました。

おそらくHKIDの提示がないと搭乗させられないというのは香港側から出国側に伝えた規定なので、出国側はビザがあったとしても、香港に確認をとって許可をもらうまではフレキシブルに特別な対応を釣ることはできないようです。もしHKIDをなくした方はHKIDの写真を用意しておくか、ナンバーを事前に確認しておくといいと思います。

チェックインした後はいつもと同じように飛行機に乗り込みました。乗客率は30%くらいで密ではありませんでした。わたしの列は私のみでした。後ろの列も誰もいませんでした。私は後ろのほうに座っていましたが前のほうはもう少し人がいたと思います。

機内食はプレートではなく、パン屋や食べやすい形のチキンパイの詰め合わせの袋で出てきました。

正直いつもよりおいしかったです。ハーゲンダッツもありました。最高です。

映画はパラサイトを見ました。現実にありそうでない、なさそうである、それが不気味でした。

 

午後9時に香港に着陸した後はいつものように飛行機からおりイミグレーションの手前で書類を書き、アプリをインストールし、GPSのリストバンドをつけてもらいました。書類は14日間の強制隔離を承諾の書類でした。バンドをもらうまで並ぶ時間を含めて30分くらいかかりました。

それから役人にサインをもらい検査結果を待つ間は用意されているホテルで待つという説明を受けたらイミグレを通り、チェックイン荷物を受け取り検査会場のAWE行のばすに乗り込みました。飛行機を降りてからバスに乗るまで1時間くらいかかりました。

AWEに着いたら荷物を預け、またバスに乗り、同じホールの反対側の入り口からけんさ会場に入ります。一人ひとり書類を確認して、検査キットを受け取ったあと検査キットの手順の映像を見て、与えられたブースにて唾液を採取し提出します。

午前中に到着する便に搭乗した人は会場で検査結果を待ち、結果をもらい次第隔離場所にむかうことができます。しかし結果をもらうまで6‐7時間くらい待つらしいので、その間のエンターテインメントを準備することをお勧めします。

正午以降に到着した人ホテルの部屋割りに関する書類を記入します。家族の方は同じ書類に、家族の検査をする前に受け取る紙に書いてある番号を書けば同じ部屋が割り当てられます。書類を提出した後は自分の部屋番号をもらうまで待ちます。この部屋番号を待っている時間が一番かかりました。

自分の番号が呼ばれたらホテルの番号をもらい、十日後にする再検査の説明をうけホテルに行くバスに乗ります。バスに乗り込んだときは12時過ぎだったのでそこまで4時間ほどかかりました。

バスがホテルに到着すると、部屋番号を呼ばれた人からバスを降りてロビーで鍵とWi-Fiパスワードと食事を受け取ります。食事はごはんと肉と野菜炒めのおかずの二品でしたが、遅い時間に到着したにも関わらず暖かい食事だったので配慮に感動しました。ホテルの鍵は一度しか使えないので気を付けてください。お水のペットボトル日本とインスタントーコーヒーとお茶がありましたが、お代わりなどはできないようです。アメニティーは必需品のみでシャワーキャップと歯ブラシとシャワージェルとシャンプーのみです。必要な方はリンスを用意しておくといいと思います。

私は1時くらいにホテルに着いた後すぐに来ていた服は持ってきた袋に密封させシャワーを浴びました。それからゆっくりもらった食事をいただき、2時半くらいに就寝しました。

それでは疲れたので今回はホテルに着くまでのプロセスを書き終えたところで終えたいと思います。チェックアウトから家に着くまでのことは次回の記事に書きたいと思います。

飛行機は24時間到着するため沢山の人が入国する中、空港からホテルまでのすべてのスタッフはとても親切で、ホテルも文句ないほど快適でした。ボランティアのスタッフも多くいるらしいので感謝です。

 

 

 

コロナウイルス/マレーシアの国境閉鎖

こんにちは

 

連日コロナウイルスのニュースばかりでうんざりしています。イタリアで連日500人近くなくなっていると知り、とても悲しいです。

 

私はいまマレーシアにいますが、マレーシアでは3月18日0時より全土封鎖と移動制限をしています。

ざっくりいうと、二週間宗教イベントを含めたすべてのイベントを禁止、国境閉鎖、そして国民の移動制限などです。レストランなどはテイクアウトのみでスーパーはやっていますが、複数人の外出は禁止、外出時はマスクをしなければならないなどの規則があります。(私の住んでいる地域ではそうですが、全国かどうかわかりません。)そして警察が近所を見回りしおります。

犬の散歩など、外に出なければならないことは、一人であれば大丈夫そうです。

この策は18日から始まりましたが、かまわず外出する人が多く、仕事や学校も閉鎖ということで地元に帰るひとが多く交通機関がすごく混雑してしまいウイルスが拡大する可能性があったので18日のよるにまた緊急会見が開かれ、不必要な行動は罰金、禁固などの罰則を加えられるという発表がありました。

最初の発表があった17日の夜はスーパーなどがパニックバイヤーなどで溢れ、すごく混雑していて、食品がなくなるという欧米と同じような現象が起こりました。(3割くらいはパニックバイヤーを見に来て楽しんでいる人でした。)

マレーシアは一週間で感染者が爆発的に増えましたが、集団感染が起きた場所はモスクや教会などの宗教施設でした。マレーシアはイスラム教が多く、政府もイスラム教に偏っているなかでモスクを禁止するというのはとてもすごいことです。(コロナウイルスを収束させるためにもっとお祈りしましょう、などと言い出すような国じゃなくてよかった…)

 

ネガティブなニュースばかりですが、効果のある薬が発見されたり、空気や海がきれいになったというニュースを目にしたり、新しい仕事のかたち、時間の過ごし方などを見つけることができる期間なのではないでしょうか。私はこの機会にjavascriptとpythonを始めました。

あと政治家コロナウイルスにの対応が次の選挙の鍵になるのではないでしょうか。特に私の印象に残るのは対応が早かったり情報をこまめに発信する方です。

 

それでは、大丈夫だと思っている全員がスーパースプレッダーになりうるという意識をもって生活しましょう。

自分の国について

こんにちは

 

一月の終わりからコロナウイルスの影響で大学の授業がオンラインになり、実験など実技の授業は延期になりました。前学期に続き今学期も大学に行かなくなり(今学期は2週間しか行っていない)、香港の家はWi-Fiがないのでマレーシアに帰ってきました。

マレーシアの空港に着いてから気がづきましたがHKID(香港のアイデンティティカード)を空港で落としてしまったみたいす。香港の入国管理局にメールしたところ返信が来ました。香港に戻るときに事前に香港空港にフライト情報をメールで知らせておけばイミグレーションに知らせてくれるみたいです。

 

 

本題です。

大学が休校になる前にインド人とヨルダン人のクラスメイトと晩御飯に行ったときに政治の話になりました。そこでインド人の子がインドの難民に対する新しい法案について話してくれました。それはインドにいるパキスタン、バングラデシュとアフガニスタンからの違法難民に市民権を与えるというものでした。しかしイスラム教徒に限っては身分を証明できるものがなければ市民権は与えないというものでした。

ですが多くの難民が身分証明できるものを所持しているわけではないので、その法案は実質イスラム教徒の難民を排除するような内容になっており、それに対してインド市民から「それは差別だ」と声が上がっていて、デモも起きているようです。

それに対して友人の視点はイスラム教徒を排除するのは国の政策として理解できるが、バングラデシュとパキスタンはインドから独立した国家であるのに対してアフガニスタンは歴史上インドと関係がないのになぜ受け入れるのか、ということでこの法案に納得していないとのことでした。

ヨルダン人の友人はイスラム教徒ですが、国家としてイスラム教徒を受け入れないのは納得がいくといって言っていました。(トランプ大統領も過激派ではないイスラム教に対しても差別的な発言をしているように、イスラム教徒の活動を脅威に思っている国は多いのではないか。)

 

この法案が問題になっていることはそのヨルダン人は知っていたようでしたが、私は全く知りませんでした。

このように大学の友人らとの会話では自国で起こっていることや世界情勢の話題が上がることが度々あります。それに対して自分の意見を持っている人が多く、「私はこの政策に関してはこう思う」「私はこう思う」「私の国ではこうだ」という話し合いになることがあります。

そこで私は自分が自分の国や世界で起こっていることに関して無知すぎると痛感しました。実際、大学ので政治や情勢についてフェイスブックやインスタグラムで意見を言っているひとは少なくありません。それに対し、日本の友人と政治ついて話したり、日本の友人らが政治について話しているのを聞くことがすごく少ないのではないかと気が付きました。

 

今はコロナウイルスが日本国内でも流行っていて、政府のコロナウイルスの対応について声が上がるようになりました。これを機に特に若者の皆さんが政治や世界で起きていることについて関心を向けるようになればいいと思います。

 

批判するときはなぜだめなのか、過去ではどうだったか、または現在の責任者の対応の遅さ故辞任した時に、次の責任者が本当に正しい対応をできる人なのか、などの意見が増えればより良い民主主義をつくることができるのではないかと思います。そして世界中の人と自分の国について話せる機会が増えたらいいと思います。

 

 

それでは、手洗いうがいなど衛星に気を付けましょう!

 

 

Victoria Peak

Semester Bが始まって最初の日曜日に何をしようか考えていたところ、友達からハイキングに行ってきたという話を聞いて、急遽ハイキングにいくことにしました。

ハイキングに行きたい!という希望と友達のビクトリアピークに行きたいという希望を両方とも実現するために、ビクトリアピークまでハイキングをすることにしました。

 

 

スタート地点は香港大学駅から出て徒歩で5分ほどのところにあるガソリンスタンドのすぐ横にある小さな階段でした。ハイキングのスタート地点には見えないので知らなかったら見逃してしまうかもしれません。

その階段は幅一人分くらいなので向かいから誰か下って来る時や追い越したり追い越されたりするときは止まって脇によけないといけなく来の狭さです。その階段を止まらず20分ほど登り続けると、分かれ道があるので’標識がHutton Road"とさしてある道に進むと坂道になります。

傾斜が大きいですが道は綺麗に舗装されているので快適に歩けます。その道を歩き続けると’Morning Trail'に入ることができ、そうすると残りは緩やかな坂道だけになるので、気持ちよく歩けます。

標識に沿って歩くとだんだんと人通りも増えてきて、きれいな散歩コースに着きます。犬と散歩している人が多かったので、とても癒されました。

そしてその道を抜けるとビクトリアピークです。



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この日は空気が悪くて九龍の方はあまり見えませんでしたが、今回の目的はハイキングでゴール地点ビクトリアピークに到達することができたので満足です。

ビクトリアピークには小さいですが、ショッピングモールや公園があるので、そこでゆっくりすることもできます。(でも少し高いので、私はアイスクリームだけ食べました。)

それでは!

 

 

2019年の香港について。

こんにちは。

私は普段は香港のとある大学に通っています。今年はfinal yearということでいつもより気合を入れていましたが、セメスターが早めに切り上げになり、期末試験もキャンセルになってしまいました。

(試験キャンセルは大学生としてはあまり喜べないところです。なぜなら成績の70%ほどは期末試験にかかっているので、期末試験前はすごく勉強しますが、それ以外は勉強しません。)

セメスターが切り上げになってしまった理由は、デモ隊と警察のぶつかり合いの過激化です。最近は日本でニュースに取り上げられることが少なくなってきましたがでもはまだ続いています。

香港ででもが始まった理由は6月に香港政府が逃亡犯条例を取り入れようとしたところにあります。その数か月前に香港人の男性が台湾で旅行中に恋人を殺害した後に香港に逃亡したが、香港と台湾の間に犯人を引き渡す条例がなかったということで、台湾だけでなく中国本土にも引き渡しが可能になる条例を作ろうということになりました。

これのどこがデモをする理由なの?となるかもしれませんが、香港は1997年にイギリスから返還されてから、一国二制度という制度があるため、中国本土とは違う政府があります。これはイギリス植民地で生活していて民主主義に慣れていた香港人が、いきなり社会主義の中国に返還されるというとで、香港人がパニックにならないためにイギリスが返還する際に北京に下した条件です。そのため、香港は中国でありながらも、違う国、というようなところで、それを取り仕切る「高度の自治」が行われています。

民主主義に慣れているというのは今の若い香港人も同じです。それに加えて、香港には1969年以降、本土から逃れて来た人も多いです。

年々、中国共産党の干渉が強まっている香港で、逃亡犯条例を作るということは、香港で逮捕されて中国本土に身柄を送らることができる、ということなので香港で反共産党の人が逮捕されて中国に送られるのではないか、と香港人を不安にさせました。

50年まであと30年弱あるにも関わらず中国の干渉が大分強まっているため、不安な香港人にとって、逃亡犯条例は、中国本土の息がかかった香港政府への反発の起爆剤となりました。

実際に香港と中国に行ってみると、隣り合った二つの場所がどれだけ違う世界か気が付くと思います。一番感じるのは私が普段香港で使っているSNSやアプリが規制が多い中国本土では全く使えないということです。普段使っているラインやインスタグラムが突然使えなくなるのは悲しいですね。

それでは疲れたのでここらへんで!